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足の水虫の原因菌である白癬菌(水虫菌)は、皮膚の角層に存在するため、通常炎症症状を起こすことはまれで、痒みを生じることはほとんどないです。 日本では、潜在的に足の水虫にかかっている人が、約20%いると推定されています。足の水虫にかかっていても、痒みや炎症症状などの自覚症状を伴わないことが多いため、治療せず放置されるケースが多いようです。 日本では、素足で家の中を歩く習慣があるため、足の水虫に感染する機会が多いと思われます。水虫にかかっている人の足からはがれ落ちた皮膚すなわち鱗屑(りんせつ)には、白癬菌が多くみつかります。白癬菌が存在する鱗屑(りんせつ)は、家庭内のスリッパや風呂場の足ふきマット、じゅうたん、床や畳などにまき散らされています。 足が乾燥していれば、白癬菌は足に長時間とどまることなくはがれ落ちるため、水虫の症状になることはほとんどありません。逆に足がむれた状態で、くつ下やくつを長時間はいてしまうと、水虫の症状がうつってしまいます。くつを1日8時間以上はく人とそうでない人を比較した場合、くつを8時間以上はく人の方が足水虫になりやすいというデータがあります。 (医薬の門, No.3 Vol.46 P.76-79 2006 参考) コメント:家族に足の水虫(白癬)や爪水虫の人がいると、家庭内に白癬菌が常にまき散らされている状態になっています。このため、足水虫の症状がある方は、速やかに水虫の治療をしないと、他の家族の人にうつしてしまう可能性があります。足水虫の症状を放置すると、爪水虫にかかってしまう危険性があります。爪水虫は、抗真菌剤の飲み薬を内服しないと、なかなか治りません。ですから、足水虫や爪水虫の症状がございましたら、早めに当クリニック(皮膚科専門医)にかかりましょう。 爪水虫についてのブログ → http://mahirohifuka.at.webry.info/theme/147340ccae.html まひろ皮ふ科クリニックのホームページ → http://www.mahirohifuka.com/ |
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