ほくろや皮ふがんの診断:ダーモスコープが有用

  ダーモスコープという器械を用いると、ほくろや皮ふがんなどの腫瘍表面を10~20倍拡大して、表皮(皮ふの表面)だけでなく、真皮(表皮の下の層)にある病変も詳しく見ることができます。ダーモスコープを用いると、ほくろ(母斑細胞母斑)や老人性いぼ(脂漏性角化症)などの良性腫瘍の診断も比較的容易に行えます。
  ボーエン病は、赤色~褐色調の少し隆起した悪性腫瘍(皮ふがん)です。不規則な形をしていて、鱗屑(りんせつ)や痂皮(かさぶた)を伴うことが多いです。高齢者の下腿に好発する皮ふがんです。このボーエン病も、ダーモスコープで切除する前にある程度診断がつくといわれています。
    

  Bowen病に特徴的なダーモスコピー所見の一つとして、本症例でも認められた規則的に配列する多数のdotted vesselsとglomerular vesselsがあげられる。後者の所見は、Bowen病の90%にみられ、・・・

             (Visual Dermatalogy Vol.6 No.3, 2007 より引用)

コメント: ダーモスコープを用いると、ほくろ(母斑細胞母斑)や老人性いぼ(脂漏性角化症)などの良性腫瘍の診断も比較的容易に行えます。当クリニックでも、ダーモスコープを用いて皮ふ腫瘍を診ておりますので、お気軽にご相談ください。

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