子供の円形脱毛症にはナローバンドUVB療法が効く!

   円形脱毛症は、あらゆる年令層の人に発生し、脱毛症(毛がぬける病気)の中では比較的頻度が高いものと考えられています。 髪の毛が突然円形の形で脱毛してしまいます。かゆみや痛みなどの自覚症状がないことが多いですが、むずむずやピリピリ感といった違和感を伴うこともまれにあります
  病因としては、自己免疫異常説が有力となっています。自己免疫異常説をうらづける理由として、円形脱毛症の患者さんの血液中には、しばしば免疫異常を示す自己抗体(抗核抗体や甲状腺抗体など)がみつかることがあげられます。発症年齢が早い小児の円形脱毛症の場合、症状は重症化かつ長期化しやすく、家族内発生をみることが多いです。
  治りが悪い円形脱毛症には、ナローバンドUVB療法が効くといわれています。 


  円形脱毛症においては、潜在的慢性甲状腺炎の検査を行うことは、円形脱毛症と甲状腺疾患の関連を検討する上で必要であると結論づけている。・・・
  Colombeらは発症年齢が早い円形脱毛症患者は重症化、長期化し易く、家族歴を持つ場合が多いと述べている。本症の遺伝的統計結果は報告によりかなりのばらつきがあるが、10~42%の家族内発生があるとされている。・・・
       (日皮会誌 114(11) p.1793-97より引用)

コメント:治りが悪い円形脱毛症は、小児に比較的多い といわれています。円形脱毛症の病因としては、遺伝的因子や抗甲状腺抗体をはじめとする自己免疫的因子が深く関与していると考えられています。自己免疫異常の有無は、血液検査で容易に検査できます。最近、円形脱毛症に対して、ナローバンドUVB療法が有効との報告があります。お子さんの円形脱毛症の症状がございましたら、当クリニックにお気軽にご相談ください。

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