赤くなったり、みずぶくれになったり、はれたりする:蚊の症状

   蚊は日本全国どこにでもみられる昆虫です。市街地では、アカイエカやヒトスジシマカによる被害が多く、農村部ではオオクロヤブカやユガタアカイエカなどによる被害がよくみられます。お子様の場合、特に顔や手などを蚊にさされることが多いです。
 人は蚊にさされると、さされた部位に一致してかゆみを伴う炎症反応が起こりますが、これは蚊に吸血された際に皮ふに入る蚊の唾液腺物質に対してアレルギー反応を起こすためです
 蚊にさされた後の炎症反応には、大きく分けて2種類の反応あります。すなわち、さされてすぐにみられるかゆみを伴う発赤(即時型反応)とさされて1~2日たった後にみられる腫れを伴う反応(遅延型反応)です。乳児期では、遅延型反応がよくみられ、さされた部位が水ぶくれになったり、赤く腫れたりします。学童期になると、即時型反応と遅延型反応の両方が認められるようになります。蚊にさされたら早めの治療が大切です。当クリニック(専門医)でも虫さされによく効くぬり薬を処方していますので、お気軽にご相談ください。 
 
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・・・乳児期~学童期の蚊刺症では、かなり激しい遅延型反応を生ずる場合があり、自験例のように水疱形成や強い腫脹を伴うこともまれではない。多くの場合、個々の症状は通常は1から2週以内に軽快し、反応自体も年齢が進むにしたがって次第に軽くなるので心配する必要はない。しかし、蚊の刺咬後に38から40度の発熱を伴い、局所に水疱や血疱を形成した後に潰瘍化して、治癒までに1ヵ月近くを要して瘢痕となうような場合は蚊刺過敏症とよばれており、要注意である。・・・               (Visual Derma Vol4. No6 : 570-71 参考)

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2011年プラネッツ4月14日号に、当クリニックの「夏に向けて知っておきたい子供の皮膚病(水いぼ・とびひ・あせも・水虫)」に関する記事が掲載されました!
コメント:蚊による虫さされは、お子様の場合、はれを伴う発赤や水ぶくれなどの症状を伴うことが多いです。通常は適切に治療を行えば、1~2週以内に症状は改善します。ところが、まれに38~40度の発熱を伴ったり、水ぶくれがつぶれて潰瘍になってしまうといった激しい症状が出てしまう方がいます。こういった症状は、将来白血病になる恐れがあると言われていますので注意が必要です。
 蚊にさされたら早めの治療が大切です。かゆみのためにかいてしまうと、とびひになってしまう可能性があります。赤みやかゆみが強い場合は専門医のぬり薬が効果的です。蚊による症状が疑われましたら、早めに当クリニック(専門医)にかかりましょう!  

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